うさぎの寿命と長生きの秘訣について調べてみた

こんにちは!

最近、賃貸でも飼いやすいペットとして人気急上昇中なうさぎさんですが、犬や猫と比べて寿命はどのくらいなの?と気になっている方も多いと思います。

そこで、今回はうさぎさんの寿命についてお話していきます。

うさぎの平均寿命は?

うさぎさんの平均寿命は7~8年といわれていましたが、従来と比べてフードやサプリ、医療技術が進歩したことや、飼い主さんのうさぎに対する知見が深まってきたこともあり、ここ最近では10歳を超えるうさぎも珍しくないそうです。

ギネス記録によると、世界で最も長生きしたうさぎさんはなんと18歳10ヶ月!

たくみ
これを人間の年齢に置き換えると約122歳なんだって!
あめ
すごいね!!

ただし、これはペットとしてのうさぎさんの場合で、野生の場合は平均寿命2〜3年らしいです。

たくみ
弱肉強食の世界は厳しいね・・・!

ちなみにうさぎさんの種別で寿命が変わることはないそうですが、耳の下が蒸れて炎症が起こりやすいホーランドロップなどの垂れ耳系、また飲み込んだ毛がお腹にたまりやすいライオンヘッドなどの長毛種は、ケアを怠ると病気になるリスクが高い傾向にあるので日々の注意が必要です。

うさぎのライフサイクルは?

誕生〜30日

まだ生まれたばかりで目も開かず、毛も生え揃っていません。

体重は30〜40gほどです。

この時期に人間の匂いが赤ちゃんにつくと、親うさぎは警戒して育児放棄をしてしまうことがあるので、親うさぎがいる場合は赤ちゃんのお世話は大人しく親うさぎに任せましょう。

生後1〜3ヶ月

まだうさぎさんの体も小さく、成長期の真っ只中です。

身体づくりのためにも、アルファルファなど栄養の高いフードを与えます。

生後4~5ヶ月

この頃から思春期に突入します。

思春期になると、突然噛んだり、おしっこでマーキングしたり、マウンティングしたりなど、これまでとは違った行動が増えてきます。

生後1年

生後1年も経つと体の成長もほとんど止まり、しつけや性格などある程度定まってくるといわれています。

人間でいうとだいたい18歳くらいになるらしいです。

生後5年

この頃からシニア期と呼ばれる時期に突入します。

急に性格がおとなしくなったり、甘えた行動が増えたりと、年齢とともに落ち着いた性格になってくるうさぎさんが多いようです。

生後7年

生後7年にもなると、人間でいうところの還暦を超えたあたりになります。

この頃から老化が一気に進む時期に入り、のんびりと過ごす時間が増えてきたり、ジーっと眠っていることが多くなっていきます。

うさぎに長生きしてもらうためには?

健康状態をチェック

うさぎは、自分が体調が悪くても周りに気づかれないように隠してしまいます。

そのため、飼い主様が気づかないうちに病気が進行してしまうことも多々あります。手遅れにならないためには早期の治療が必要不可欠です。

なので、普段からごはんをよく食べているか?おしっこやうんちの量は正常か?といった細かな健康チェックをすることはとても大事なことです。

適正な食事と体格の維持

うさぎさんも人間と同じで、健康のためにはいい食生活が欠かせません。

メインの食料であるチモシーをしっかり噛むことで歯が伸びすぎることを防ぎ、またチモシーに含まれる食物繊維が消化器官の動きをサポートしてくれます。

なので、チモシーをしっかり食べることは、うさぎの命ともいえる「歯と腸」を健康に保つためには必須なのです。

ペレットフードもありますが、うさぎさんにとってペレットは柔らかく、カロリーが高いです。

そのためペレットを多くあげすぎてしまうと太りやすく、またチモシーを食べる量も減ってしまうので歯が伸び過ぎてしまうリスクもでてくるので、適量を心がけて与えるようにしましょう。

ストレスをかけない

ストレスはうさぎさんにとって大敵です。

日々の生活でいかにうさぎさんにストレスを感じさせないようにするかが長生きの秘訣です。

基本的にストレスの原因となるのは、大きな音や、過度な温度・湿度です。

うさぎさんがもっとも快適に感じる環境は、温度は15〜26度、湿度40〜60%です。

夏場・冬場の温湿度管理は徹底して行いましょう。

また、ひとりの時間も作ってあげることも大切です。

被捕食者であるうさぎにとっては、一人でいる時間とは休息をとるための重要な時間です。

うさぎさんは薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)の動物で、明け方(薄明)と夕方(薄暮)など、昼や夜ではないこれらの時間帯に行動が活発になる生き物です。

かわいいからといって1日中ずっとつきまとうことは控えて、活動時間帯以外は基本的に休息をとるための時間としてそっとしておくことも大切です。

避妊手術

うさぎはさんは、比較的に生殖器のトラブルが多い動物です。

特に女の子の子宮疾患の発生率は非常に高く、4歳以上の雌の50~80%が子宮の癌になるという報告もあるそうです。

女の子ほどではありませんが、男の子であっても去勢をしないと精巣の病気になるリスクは歳をとるごとに高まります。

病気の予防策として、若いうち(1歳をすぎた頃)に避妊手術をしておくことも長生きのポイントになってくるかと思います。

まとめ

かわいらしいうさぎさんと長く付き合うためには、毎日の細かなケアが欠かせません。

もし万が一病気になってしまった場合のことも考えて、あらかじめかかりつけのペット病院を見つけておいたり、またペット保険に入ることも選択肢に入れておく必要があります。

ペット保険について考えている方は、こちらの記事で詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事

こんにちは! 突然ですが、みなさんのお家のうさぎさんはペット保険に入っていますか? おそらくうさぎさんをお迎えする上で、一番最初に頭を抱える問題がペット保険についてだと思います。 実際、私もペット保険に入るべきかどうかは[…]

ここまで読んでくれた方が、これからもうさぎさんと末長くハッピーライフを送れることを願っています( ´∀`)

それではこの辺で、バイバイ!